川崎市麻生区の地域情報紙「メディ・あさお」です
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メディ・あさお183号(2017年2月25日発行)

ことしは30演目37公演 アルテリッカしんゆり〈終了〉

4月22日〜5月14日に新百合ケ丘駅周辺のホールなどで開催される「川崎・しんゆり芸術祭アルテリッカしんゆり2017」のチケット販売が始まっています。
「芸術のまち・しんゆり」の最大級のイベントであるアルテリッカもことしで9回目。オペラ、演劇、バレエ、落語、クラシックなど、実行委員長の佐藤忠男さん(日本映画大学学長)が「老若男女、誰でもひとつくらいは興味をもてる演目を取りそろえた」と語る、30演目37公演が行われます。「こういう、誰でも楽しめる芸術祭というのはなかなかない。世界でもユニークなことをやっているんだなと、だんだん気がついてきた」(佐藤さん)。
1月20日に行われた記者会見では、オペラ『セビリャの理髪師』でヒロインのロジーナ役を演じる丹呉由利子さん、演劇『アンネの日記」で主人公アンネ役を演じる劇団民藝の八木橋里紗さんが同席。「『セビリャの理髪師』はロッシーニのオペラでも飛び抜けて人気のある作品。音楽的な表現を楽しんでいただければ」(丹呉さん)、「私自身、新百合でアンネを演じるのは3回目。アンネと同年代の人たちにも見てほしい」(八木橋さん)と、それぞれ意気込みを語っていました。
チケットはチケットセンター(電話044─955─3100)などで販売中です。
▼ボランティアが支える芸術祭
また、運営の下支えを市民ボランティアが行っていることもアルテリッカの大きな特徴のひとつ。1回目のときは8人しかいなかったボランティアは、今では150人を超える規模となり、チケット販売や公演当日の案内などに活躍します。「ボランティアの広がりが地元に根を生やしたという自信につながっている」と実行委員会。
ことしで7回目のボランティア参加という白山の安田千枝子さんは「劇場や映画館をよく利用するので、迎える側になるのがとても新鮮です。長く続けていると、『アルテリッカって何?』という人が減ってきているのが分かります」と話していました。このメディ・あさおが発行されるころには、街角でボランティアの姿を見ることがあるかもしれませんよ。
※来月のメディでアルテリッカしんゆりを特集します。お楽しみに!

(2017年2月25日発行)

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