川崎市麻生区の地域情報紙「メディ・あさお」です
地元の情報をきめ細やかにお伝えします

メディ・あさお213号(2019年8月25日発行)

【特集・不安を取り除く人たち】高校生がナビゲーター 非行防止教室

警察庁や文部科学省などが推進している児童生徒のための非行防止教室。麻生区では高校生が近隣の小学校で活動を行っています。

◇麻生高校 メディア研究部
麻生高校メディア研究部では、近隣の金程小学校や千代ケ丘小学校での活動を行っています。6年生を対象に、寸劇や質問などを通じて、SNSの適正利用やそれに伴う友達同士のトラブルを避けるための方法を伝えるもの。進行役を務める部長の森田ことわさん(3年)は「みんな意外と真剣に見て身近なものとして考えてくれる。(子どもたちと)年齢が離れすぎない私たち高校生が伝えることが大きいのでは」と話しています。
また、同部は昨年からことしにかけて、伊勢原市の向上高校とともに、神奈川県警の防犯DVDの制作を担当しました。少年の特殊詐欺への加担防止を呼びかけるもので、実際に「受け子」として特殊詐欺に加担し、逮捕された少年の実話をもとにしたドラマパートがメイン。DVDは中学校、高校などに配布されたほか、麻生警察署では町会・自治会などで防犯講話を行う際に上映しています。

◇麻生総合高校 生徒会
麻生総合高校では年1回、生徒会の生徒が地元の小学生を対象に、防犯教室を行っています。
ことしは片平小学校で1月23日、生徒会の1、2年生9人が、同小3年生を対象に、神奈川県警の教育教材紙芝居「かんがえよう やっていいこと わるいこと〜おみせのなかで〜」を上演しました(学年は当時)。2人の小学生が万引きをしてしまうという内容で、ストーリーの進行に合わせて質問を投げかけるなどしながら、非行防止を訴えました。
「小学生は最初から集中して聞いてくれて、質問にもしっかり答えてくれた。自分たちもなるほどと思うことがあった」と生徒会長の菊地りりあさん(現3年)。「お酒やタバコなど、仲のいい子に誘われたら断りにくい場面もあるけれど、自分の中で芯を持って断る勇気を持つことが大切だと思う」と話していました。

(2019年8月25日号掲載)

「メディ・あさお」とは

川崎市麻生区で月1回発行している地域情報紙です。
タブロイド版全8ページ、発行部数は約7万部。
麻生区内(岡上をのぞく)の各家庭に手配りでお届けています。

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